2023年最新版:メキシコ現地採用の福利厚生
こんにちは!くろこで( KUROKO)です!
今日はメキシコの現地採用の福利厚生について解説していきたいと思います。
駐在の場合には手当が手厚い場合が多いですが、現地採用の場合はそこまで手当が多くないのがどこの国でも一般的です。
ですがメキシコでは他の国にない福利厚生がいくつかり、法律で定められていたりもします。
現地採用で働く際には、こういった福利厚生なども考慮して国を選ぶのもいいかと思いました。
メキシコで面接や就業を決める際に、事前に福利厚生内容は確認できるので、就職先を決める際の見極めにもなります。
給料だけで決めないで福利厚生のプラスアルファを考慮すると、給料以上に条件が良い場合もあります。
会社によって福利厚生内容は様々ですが、我が家で実際に恩恵を得ている福利厚生や面接を受けて実際にあった福利厚生をご紹介します!
現地採用の給料でも福利厚生のおかげで夫婦で生活できています!
メキシコの福利厚生には「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2種類あります。
その名の通り、法律によって定めてられているか否かです。
法定外福利厚生は会社が独自に決めているので、ここで差が出てくるかと思います。
名前の通り、「食べ物が購入できるクーポン」です。
クーポンと言っても、紙ではなくクレジットカードのようなカードが会社より支給されます。
そこに一定の金額が給料とは別に毎月入金され、スーパーなどでクレジットカードと同じように支払いができるんです!
食べ物以外にも電化製品なども購入です。
ただ注意点としては、お酒やタバコなどが購入できないです。
厳密には購入できてしまうようなのですが、購入した明細は会社側で全て確認できるのでロックされてしまうこともあるんだとか。
金額は会社によって異なりますが大体5,000~10,000円前後のところが多いみたいです。
毎月入金されるのは有難いですし、何より非課税なのも嬉しい!(メキシコも累進課税)
毎年12/20までに給与の15日以上のボーナスを支払うよう定められてます。
法律によって定められているので、業績が悪くても会社は支払う必要があります!
スペイン語ではGastos medicos mayoresと言います。
法定福利厚生でIMSSという社会保険はありますが、医療費が高額になった時にサポートされます。
現地採用の場合には、家族も適用されるか否かも重要な確認ポイントです!
スペイン語でFondo de Ahorroと呼びます。
毎月給料から一定金額を積立して、年末に振り込まれるのですが、なんと会社も同額または一定額を積立してくれるんです!
銀行で積立をするよりも増えるので、個人的には1番嬉しい制度かもしれません!
給料天引きなので自然と貯金もできますしね!
会社によっては、ただ積立するだけの場合もあるようなので自分の会社がどのタイプなのか確認が必要ですね!
メキシコの有給の数は以前まで他国と比べて少なかったのですが、
2023年1月1日から連邦労働法の改正により、1年就労が経過した際に得られる有給の数が6日→12日と2倍になりました。
そのあとは毎年合計20日になるまで、2日ずつ増えていきます。
また有給を取得すると、休暇手当をもらうことができます!
有給取得した日の日当が1.25倍や1.5倍になるイメージです!
休みも取れて有給をも取れると嬉しい制度ですよね!
手当の割合は会社によって異なるので、就職するにはチェックしてみてください。
メキシコの現地採用における福利厚生をまとめてみました。
これ以外にも、車関係や住宅手当などがある場合もありますが、求人数は多くない気はしました。
また引越手当や一時帰国の手当を支給している会社は本当に稀です。
ですが、今回紹介した福利厚生をうまく活用して費用を捻出することは可能だと思いました!
メキシコ現地採用就職を検討されている方は参考にしてみてください!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!