【現地採用】日本の会社を退職する際に気をつけた事
海外就職が決まり、日本の会社の退職日も決まりました。
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”a” icon=”kuro1.png” name=”クロ子”]これでビザおりなかったら、どうーしよー[/speech_bubble]
長年お世話になった会社を退職するとき、海外就職じゃなくても双方が気持ちよく辞めることが大切だと、私は思います!
どこで縁があるか分からないし、変な風に辞めるのは後味も悪いですからね!
今回は私たち夫婦が日本の会社を退職する際に、気をつけたことを書いていきます!
内定が決まるまでは、会社には黙っておく
もし内定が決まらなくて会社を退職してしまうと、収入がゼロになってしまいます。退職してから就職活動した方が、確かに効率は良いのですが収入がないと焦って就職を決めてしまう可能性もあるので、やはり働きながら就職活動をするのがベストだと思います。
ただ1点注意が必要です!
海外企業は、前職の勤務先に確認をする可能性がある事。
日本も、今でも行なっている企業もあります。コンプライアンス上の問題もありますが、海外では一般的な事みたいです。
この電話が、退職を伝える前に連絡が行く事を阻止しましょう!(笑)
会社によってどのタイミングで電話するは様々ですが、エントリーシートなどに前職の上司の連絡先を記入する必要がある場合には、内定前でも電話をする可能性もあります!
私たちの場合は、「内定後に電話をして欲しい」とお願いしました。
相談に乗ってくれて、内定後に上司に電話をしていただける事になりました。
ちなみに電話の内容は、働きぶりなど前職の勤務状態を確認されたそうです。
会社に退職を伝える時は余裕を持って
3ヶ月前に伝えるのが、引き継ぎ等も考えるとベストだとは思います。
ですが海外就職の場合、ある程度すぐ来て欲しいという要望が結構あったりします。ここのタイミングは自分が応募している企業の面接時の感触とかで、先に言うとか判断が必要ですね。
私たちは二次面接の際に、就労開始日を聞かれたのが濁しながら言いました(笑)
私たちの場合、幸運な事に先方が指定した日付が3ヶ月後だったので、ある程度余裕を持つことができました。
有給消化はするべき
日本人の有給消化率は世界を見ても低いのはみなさまもご存知だと思います。
これって退職時にも言えることだと思います。
引き継ぎ等でギリギリまで有給を使えず、全て消化できずに退職していった人を何人も見ました。現在はだいぶ良くなったとは思いますがね(汗)
ですが海外就職の場合、渡航前の準備が何かと多いものです。時間に少しでも余裕を持った方がいいと、私は思います。
私たちの場合は、1ヶ月間は有給消化することで会社と合意しました。本当は2ヶ月間分の有給があったのですが、手続き等を考えて1ヶ月にしました。
退職日以降に住民票を抜く
有給消化と言えど、まだ今勤めている日本の社員です。日本に住民票がないと、会社も手続きが色々大変らしいです。(ここは会社によって違うと思うので相談が必要ですね)
なので退職日が決まったら、退職日の次の日などに住民票を抜くようにしましょう。
住民票を抜かないでそのまま出国することも可能です。その際は国民健康保険・住民税・国民年金の支払い義務が生じます。ご自身の判断で手続きしましょう。ちなみに年金は、住民票を抜いた場合でも任意で支払いを継続することが可能です。
また退職金や給与が退職日以降の振込になるかと思います。
なので海外に居住でも所有可能な銀行口座を準備し、振込先を変更してもらいましょう。
住民票は14日前から抜くことが可能
都道府県によって異なりますが、14日前から住民票を抜くことが可能です。
なので退職日より前に渡航して準備したい場合でも、対応ができますね。
また郵便で対応してくれる所もあるようですが、出向いて手続きするのが確実だと思います。
12月31日までに住民票を抜くのが一番お得
なぜって住民税が掛からないからです。
住民税は1月1日時点に日本に居住しているか否かで支払い義務が発生します。なので、12月31日に住民票を抜けば、その年に収入があっても住民票を払う必要がありません。
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”a” icon=”kuro1.png” name=”クロ子”]私たちの場合はもろに払う必要があります〜(泣)[/speech_bubble]
前年の所得があるので当たり前なのですが、ふるさと納税を今年はフルに活用しました(笑)
また支払い方法ですが、住民票を抜く際に住民税の支払いをどうするか、役場と相談する必要があります。また日本にいないので、納税管理人(日本居住で支払いを代行する人)を用意する必要がある場合もあります。こういったこともあるので、役場に出向いで手続きするのが一番間違いないですね。
渡航後、会社の書類が届く住所を確保しておく
会社によっては海外に届けてくれる場合もあるかもですが、私たちの会社はダメでした。なのでマレーシアに比較的、行き来している私の実家に書類は送ってもらうようにしました。
書類によっては、早めに返信する必要がある書類もあるようなので会社に確認が必要です。その際に「家族の代筆が可能か」「メールでデータを送ってもらえないか」なども確認するといいかもしれません。メールでデータを貰えれば、郵便は海外でも送れますからね。
まとめ
渡航前の準備は大変ですが、今まで日本で働いていた会社に感謝しつつ貰えるものはきっちり貰いましょう!自分が頑張ってきた対価ですからね!
日本の転職も大変ですが、見知らぬ国で働くのは予想以上に大変なことも多いです。
しっかり準備して、渡航しましょう!
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”a” icon=”kuro1.png” name=”クロ子”]最後まで読んでいただきましてありがとうございました![/speech_bubble]