マレーシア留学の学生ビザ申請とSEV発行の手続きガイド
こんにちは、くろこ( KUROKO)です!
こちらの記事は、マレーシアの留学学生ビザ申請・書類準備編の続きになります。
書類提出後はEMGSでビザ発行の審査が行われますが、ここが一番ビザが発行されるかの重要なポイントになります。
書類の準備については別記事にてまとめていますので、併せて参考にしてください。
書類の準備ができたら、学校もしくはEMGSに書類を提出します。
大学・語学学校などによっても書類提出のフローは異なります。この記事では書類提出後の流れを説明していきます!
ビザ申請中は書類に不備などがあると再提出する必要があり、再提出が遅れるとeVALの発行も当然遅くなりますので進捗は常に確認する必要があります。
EMGSへ書類を提出・受理されると、EMGSのサイト内で進捗を確認することができます。
WEBとアプリそれぞれで確認することができますが、EMGSのアプリはマレーシア渡航後に必要になるので、ダウンロードしておくのをオススメします。
EMGSで書類の受理が確認できていない場合には、検索しても表示されませんのでその場合には学校もしくはEMGSに確認することをオススメします。
- EMGSサイトで自分のビザ申請状況を確認する方法
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1:Track my Applicationを押す
2:必要事項を入力
申請が問題なく完了していれば、自分のステータス画面が表示されます。
同様のステータスはアプリでも確認可能です。
ステータスの進捗具合は、色とパーセンテージで視覚的に見やすいようになっています。
緑:問題なく進んでいる状況
黄:書類に不備などがあり、再提出などは必要(要確認が必要なとき)
赤:却下されている時(問い合わせして確認は可能)
黄色と赤のステータスの際には、何かしらの対応が必要ですので放置するとビザの発行が遅くなってしまします。
Application Program History
サイトでステータスを確認すると。進捗状況の詳細を確認することが可能です。(アプリにも同様の機能があります。
日付、ステータス、進捗状況の詳細が表示されており、例えば再提出の書類が受領されているかどうかなど細かく確認することが可能になっています。
万が一学校側の確認が漏れても、自分で確認・用意ができるのでステータスは逐一確認することをオススメします。
私の場合、eVAL発行までに約41日間・6週間ほどかかりました。
タイミングや状況によって、承認される日数は異なります。
マレーシは祝日やイベントも多い国で、その間はもちろん手続きの申請はストップします。
また書類不備などがあった場合には、もちろん遅れますので留学を検討中の方は余裕をもって申請することをオススメします。
- くろこのeVAL発行までの軌跡はこちら
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(申請1日目=実際にビザの書類をEMGS提出したタイミングで起点します)
1日目
11/7:学校が書類をEMGSへ提出・支払
EMGSへ提出が完了・支払いをするとステータスが5%になり、EMGSのサイトでステータスが確認できるようになります。
この時点ではステータスカラーは黄ですが、EMGSが未確認という意味になるので何もせずに待ちます。
5日目
11/11:EMGSが書類を確認
EMGSが書類を確認し審査を開始すると、ステータスは15%になり緑になります。
10日目
11/16:EMGSが書類の再提出を要請
書類準備編の時に書きましたが、高校の成績証明書と写真が却下されてしまったので、ステータスが黄になりました。
却下された内容と再提出に必要な情報がサイト内に記載されているので、内容に沿った資料を再提出する必要があります。
12日目
11/23:必要書類を再提出
再提出が必要な書類を提出します。再提出先はメールアドレスが私の場合は記載されておりましたが、語学学校のため、学校に提出しました。
18日目
1/29:EMGSが再提出書類を確認
この時点ではステータスは15%で黄色のままになっていましたが、書類を再提出していればそのまま待っていれば問題ありません。
19日目
11/30:EMGSが再提出書類を再審
再提出した書類が問題なければ、緑に変わります。
25日目
12/6:EMGSで承認、イミグレにて審査開始
EMGSで承認・イミグレに審査が移行されると30%に変わり、イミグレで受領されると32%に変わります。
この時点でEMGS Approval Letterというものが、サイト内でDLできるようになりっます。ビザ申請の際はこのLetterをどこかに提出するなどは必要ありません。大学に通う方は学校に提出などが必要ですが、語学学校の場合には提出などは必要ない書類になります。
41日目
12/22:承認、eVAL発行
70%になると、イミグレで承認されeVALのダウンロードが可能になります。
書類の再提出がなければ、ここまで日数はかかっていないかもしれませんでした。
上記の実際のeVAL発行までの流れを見ていただいて分かる通り、書類の不備があるとそこでストップしてしまいます。
私の場合には、高校の成績証明書が発行できないことで日数がかかってしまいました。
この件については以下の記事でまとめておりますので、併せて参考にしてください。
eVALの発行が完了すると、次はシングルエントリービザの発行をする必要があります。
- eVALの発行例(実際私が発行された書類)
eVALが発行されると渡航が可能になりますが、学生ビザの場合にはシングルエントリービザ(以降SEV)の取得が必要になります。
入国時にビザを取得することが認めらていることを証明する書類になります。
SEVがない場合は観光ビザで入国は可能ですが、観光ビザ→学生ビザの切り替えはマレーシア国内では現在不可となっているため、eVALが承認された場合は必ずSEVの取得が必要になります。
SEVの取得方法は2つあります。
- 大使館へ行く(直接)
- eVISAで申請する(オンライン)
オススメなのはオンラインで完結できるeVISAです!
2022年より学生ビザのSEVも、eVISAで取得することが可能になりました。
大使館の場合は東京都渋谷区まで出向き、書類の提出と受け取りで2日間以上かかります。
オンラインは不可で必ず訪問しなくてはいけないため、遠方の方は滞在費もかかることを考慮するとeVISA(手数料あり)の申請が楽です。
大使館へ行かれる場合には予約が必要になりますので、ホームページで予約してから訪問する必要があります。
eVISAを申請する
eVISAとは、外国人がオンライン上で入国するための電子ビザ(SEVを含む)を申請できるプラットフォームになります。
eVISAは専用サイトから申請します。
ただ、日本国内でアクセスした際にもこのエラーが出て、手続きが進められないことがありました。
その場合には、少し時間を経ってからもう一度試してみたりデザリングなどで試すと繋がります。
eVISAの申請の流れをざっくりまとめると、以下のような流れになります。
- オンラインで完結(大使館の訪問必要なし)
- SEVはパスポート貼り付けではなく、PDFファイル
- SEVの有効期限は発行日より3カ月
- 通常、申請後2営業日でSEV発行
- 申請費用は105.84RM(学生ビザのSEVの場合)
- 申請費用の支払いはクレジットカードのみ
以下でeVISAの申請の流れをざっくりまとめましたので、併せて参考にしてください。
- eVISA申請の流れ
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専用サイトにアクセスして、アカウントを作成する
eVISAの申請にはアカウントが必要になりますので、サイトトップ画面のI’m New!を選択します。
アカウント情報を入力する名前やパスポートNOを入力して、アカウントを作成します。
サイトのトップ画面に戻りログインするアカウント作成後は、Returning UserからメールアドレスやPWを入力してログインして使用します。
自分のアカウントからeVISAの申請をする新しくeVISAを申請するときは、Apply Nowを押すと申請が可能になります。
ログイン後は上記の画面となり、自分が申請中の履歴や新規の申請などが可能になります。
eVISAを申請する時は、手元に以下のものを準備して画面に沿って申請します。
- クレジットカード
- パスポート
- eVAL(承認番号が必須)
クレジットカードは種類によって決済できないカードもあるようです。万が一クレジットカードでの決済ができない場合には、大使館へ行く必要がありますので余裕を持って申請することをオススメします!
eVALの承認番号は書類の右上に書いてある、Our Refの項目になります。
申請が完了すると、アカウント登録時のメールアドレスにメールが届きます。
eVISAが承認された時にも、メールが届くようになっています。
実際にeVISAをDLするには、サイトにアクセスしてログイン→DLが必要になります。
実際のeVISAはサイトにアクセスしてログイン→ダウンロードが必要になります!メールのコピーを持参しないように注意してください。
私の場合は12/22 7時頃に申請して、12/23 15時頃に承認されました。
通常のeVISAは2営業日で発行とありますが、ケースバイケースで早く承認される場合もあるようです。
SEV発行されたらいよいよ渡航が可能になります!
飛行機の予約はSEVが発行された後のタイミングがオススメです。
私の場合、書類不備などがあり想定していた飛行機では間に合わず搭乗日の変更をしました。学校からは〇週間で発行可能できるよ〜と言われたいたので油断しました(笑)
早めに予約したい場合には、余裕を持った日付もしくは日程の変更が可能な飛行機にすることをオススメします!
今回は、SEV取得までの流れをまとめました。
オンラインで完結できる流れになっているので、進捗も確認しやすく手続きも割とスムーズに進む印象がありました。
ですがマレーシアはイベントや休みなどがあると、進捗が悪くなる傾向にありますので、再三申し上げてますが、余裕を持った予定組をオススメします!
以下記事ではマレーシアに渡航後の流れをまとめていますので、併せて参考にしてください。
以上最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!