マレーシア

【30代の留学】高校の成績証明書の保管期間は5年!取得できない場合の対処法

こんにちは、くろこ(KUROKO)です!

今回は私はマレーシアの学生ビザを取得して、マレーシアに戻ってきました。

【30代の留学】マレーシアが35歳以上も学生ビザ取得可能になりました!こんにちは、くろこ(KUROKO)です! マレーシアで現地採用として働いて約4年が経ち、コロナも経験し、これから新たなステップのために...

マレーシアの学生ビザが45歳まで取得可能になり、検討される方もいるかと思います。

学生ビザの取得の際に提出する書類がいくつかある中で、一番大事な最終学歴の「卒業証明書」と「成績証明書」があります。

大学卒の場合には取得が容易な場合が多いですが、高卒の場合には書類の保管期限があるため年齢によっては取得できないことも…!

今回私も「成績証明書」が取得できず学生ビザの取得を諦めかけました…。

色々調べた結果今回学生ビザを取得できた経緯がありますので、対処法について解説していきます!

くろこ
くろこ
この記事はこんな人にオススメ!

  • 留学を検討中の方
  • 学生ビザを申請中の方
  • 卒業証明書や成績証明書について知りたい方

 

学生ビザ取得には最終学歴の書類が必要な場合が多い

国によって必要書類は異なりますが、学生ビザを取得の際には最終学歴の「卒業証明書」と「成績証明書」が必要になるケースがあります。

マレーシアでも同様に「卒業証明書」と「成績証明書」が必要でした。

またそれぞれ英文もしくは日本語でそれぞれ必要になるケースがありますが、学校に依頼するとそれぞれの言語で作成してくれます。

「卒業証明書」と「成績証明書」の書類の意味はそのままで、「卒業証明書」は学校を卒業した証明で、成績証明書」は自分の学校の成績と単位について記載している証明になります。

 

なぜ書類が必要なのか

大学の場合と語学学校の場合で、必要な意味合いが違っているようです。

海外の大学の場合には、日本と違って入試などが基本的になく成績を見て入学できるかの判断をします。(大学や国によって異なり、別のテストが必要な場合もあり)

そのため海外の学校や学生は、自分のステータスにもなるため所有・入手が容易なのが一般的なようです。

日本は入試によって大学の入学が可能になるのが一般的なので、今まで取得したことがない人も多いのではないでしょうか。

 

語学学校で必要な経緯は、マレーシアの話になりますがいわゆる「不法労働」を防ぐためと学校の人から聞きました。

学生ビザを取得してマレーシアで働く人も多いため、最終学歴の書類をしっかり提出することで学ぶ意思があることを見極めるためだそうです。

 

日本の高校の成績証明書は5年で破棄

では本題の話に戻ります。

日本の高校の成績証明書は平成6年度以降に入学した場合、卒業後5年で破棄されてしまいます。

平成6年度「学校教育法施行規則」が改定され、20年保管から5年保管に変更されてしまいました。

ちなみに平成5年度以前の入学の場合には、卒業後20年間保管されその後破棄となります。

平成6年度に入学となると、昭和53年(1978年)生まれ以降の方が対象になります。

そのため30代は今成績証明書を入手しようとしても発行できないということになるんです!

多くの高校は「成績証明書を発行できない」旨が記載された書類を発行してくれる場合が多いです。

就労ビザの場合にはこの書類でも問題がない場合が多いですが、学生ビザの場合にはこの書類ではビザが却下される場合がほとんどです。

実際私も一度提出をして、却下されました…。

ではどうすればいいか?

実際にマレーシアで学生ビザ(語学学校)を取得できた書類があります。

 

単位取得証明書

私が今回マレーシアで学生ビザ(語学学校)を取得できた書類は、「単位取得証明書」になります。

「成績証明書」との違いは、「成績の記載はなく取得した単位のみが記載されている」証明書になります。

学校によっては必須科目のみの記載になる場合もありますが、自分が高校で取得した単位が記載されます。

「単位取得証明書」は「成績証明書」とは違い、保管期限が卒業後20年間となっています。

そのため30代の方でも取得可能な場合がありますので、高校に確認してみてください。

「単位取得証明書」で必ず学生ビザが取得できるかは正直分かりません。

学校によっては「成績証明書」でないと受付してくれ場合もありますので、学校に説明・相談することをオススメします。

「単位取得証明書」であっても英文での提出が必要な場合が殆どだと思いますが、あまり学校側も発行していない書類である場合があるので、英文での発行に時間がかかる場合もあります。

余裕を持って入手することをオススメしますが、時間がない場合には日本語で入手して翻訳を依頼するのも手です。

私の場合は急いでいたので、日本語で学校に発行してもらい翻訳を依頼しました。

翻訳を依頼する場合には、翻訳証明書も必要になります。

今回私がお世話になった会社も載せておきますが、親切でスピーディーに対応していただけたので本当に助かりました。

翻訳代金としては急ぎでお願いしたこともあり、13,200円でした。

文字数によっても金額は違うようですし、時間に余裕があるなら学校に英文で発行してもらうのがお安いと思いますので参考にしてください。

 

早めの入手をオススメします!

最終学歴の書類ですが、一度発行して手元にあれば期限はないので基本的にいつまでも使い続けることが可能です。

そのためこれから留学を検討中の方も、早め早めに入手しておくことをオススメします!

また「成績証明書」が発行できなくて諦めている方でも、「単位取得証明書」で学生ビザの発行が可能な国やビザの種類もあるかもしれませんので諦めないでください。

 

また今回の件で、日本の学校は海外のことを考えていないことを実感してしまいました。

高校を卒業して様々な理由で大学に進学しない選択肢を取る人も多いと思います。

時間が経過し自分でお金を貯めて、再度学びたい!と思っても日本国外では学べない現状は改善すべきではないかと思いました。

 

以上最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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