【マレーシア現地採用】マレーシアの就労ビザを取得する方法のまとめ
[cat_box01 title=”2022/10/25 UPDATE”]一部記事の内容を更新しました[/cat_box01]
こんにちは、くろこ(KUROKO)です!
日本人が海外で働くには、就労ビザが必要なのが一般的です。
マレーシアでも現地採用で日本人が働くには、就労ビザを取得する必要があります。
マレーシアのビザ取得の条件は、法改正で変更になったり、会社によっても必要書類が違う場合があります。
- マレーシアで生活したい方
- マレーシアで働いてみたい方
- マレーシアのビザの取得方法を知りたい方
マレーシアのビザの種類
マレーシアで、外国人が取得できるビザは数種類あります。
以下は一般的なビザの種類です。
- 短期訪問ビザ
- 就労ビザ
- 学生ビザ
- 配偶者ビザ
- MM2H
- デジタルノマドビザ
一番最近できたが、デジタルノマドビザです。
MM2Hの条件が厳しくなり一番注目が集まっているビザの1つです。
現地採用としてマレーシアで生活する場合には、就労ビザの発行が不可欠となります。
学生ビザの取得方法については、以下記事にまとめてありますので参考にしてください。
就労ビザ Employment Passについて
大前提として、マレーシアの現地企業から内定を獲得していることが前提で話を進めていきます。
では、就労ビザについて説明していきます。
就労ビザは一般的にカテゴリーが3つありますが、自分で選ぶことはできません。
就労ビザを個人で申請することは、マレーシアで起業していない限りできませんので、通常会社がビザの申請を行います。
またマレーシアの企業に就職する際も、就労ビザが取得できるかどうかも判断して雇用するのが一般的です。
ビザの有効期限は、通常1〜2年となります。
発行期限が過ぎると更新が必要になりますが、その際ももちろん雇用されていることが必須となります。
またマレーシア内で転職する際には、会社ごとにビザの申請をする必要があるため、ビザ再取得する必要も出てきます。
会社によって可能です。
就労経験(例えば7年以上など)が必要な場合がありますので、面接の際などに確認が必要です。
BPOなどのコールセンターであれば可能な場合があります。
BPOなどはマレーシアの中でもビザの取得条件が国から緩和されている場合があります。
それ以外の会社だと就労経験が必要な場合もあります。
現時点では最低18ケ月必要です。
可能です。
申請書類などは、会社に確認してください。
会社によりますが、会社負担なのが一般的です。
会社負担の場合には、契約書にその旨が記載されているはずです。
また例えば1年以内に退職した場合には、ビザの手数料を払う必要があるなど記載されている場合があります。
不可です。
必ず就労ビザを取得できる会社を選んでください。
見つかったら最悪捕まります。
就労ビザに必要な申請書類
就労ビザを取得する際には、申請書類の準備が必要です。
準備にも時間がかかるので、余裕を持って準備しましょう。
以下は、私がマレーシアで初めて就職するときに準備した書類の例です。
- TOE(雇用契約書)、OL(内定書) → 内定先の会社から送付される
- 写真2枚(ブルー背景・パスポートサイズ)
- パスポートの全データ(PDF、裏表紙を含む)
- Resume(英文の履歴書・職務経歴書)
- 英文の卒業証明書・成績証明書
ただ上記の書類はどこの会社も必要であることが一般的なので、予め準備しておくと良いかと思います。
では、1つずつ書類について解説していきます。
TOE・OL
これは会社が発行してくれる書類になりますので、届いたらサインをして返信する形になるかと思います。
その際に記載されている雇用条件についてしっかり確認しましょう。
日本とは違う部分も多いため、自分の身は自分で守ることが大事です。
もし事前と話と違う、ここはこうして欲しいなどあればしっかり言うことが大事です。
日本人は受け身になりがちですが、海外では雇用について交渉する力も大事です。
またビザの手数料などは、会社負担かどうかについても契約書に記載されています。
その際に1年以内に退職したらペナルティが発生するかどうかなども記載されていますので、良く読み込む必要がある書類になります。
写真
基本は、パスポートサイズの写真が必要ですが会社から指示があると思います
就労ビザの場合は、背景はブルーである必要があります。(学生ビザは白)
また国際運転免許証などを今後取得したりと、写真が必要になるケースも多いので、余分に取るか撮影データを保管しておくと今後便利です。
パスポートの全ページのデータ
基本メールで必要書類は会社に提出するかと思いますので、PDFデータにしておく必要があります。
またパスポートの裏表紙も併せてデータ化するのを忘れないようしてください!
また有効期限が18ケ月以上であることも必要になるので、もし期限がギリギリだったら更新しておいた方がいいかもしれません。
Resume(英文履歴書)
私の初めの会社ではある程度の雛形を送付してくれました。
日本の履歴書と書く内容はほぼ変わりませんが、当然全部英語での記載が必要です。
マレーシアの場合、職歴が重要視されるケースが多いです。
就労ビザの発行は近年厳しくなっている傾向にあるので、履歴書についてはしっかり仕上げておくと良いです。
英文の卒業証明書・成績証明書
発行までに時間がかかる場合も多いので、早めに準備しておくと良いです。
一般的には期限がないので、一度発行したら使い続けることができるので、データで管理・保管しておくことをお勧めします。
卒業時と「苗字」が変わっている場合があるかと思います。
その際には、戸籍謄本を取得して英文に翻訳したものを添付しないといけませんし、戸籍謄本は公的書類のため、ちゃんと翻訳されてますよとお役所等からの印も必要になります。
私の場合は学校に説明したら、現在の苗字で卒業証明書と成績証明書を発行してくれましたので、一度相談してみることをオススメします。
また高卒の場合には、現在日本の成績証明書の保管は原則高校卒業後5年までとなっています。
そのため、成績証明書の発行ができない場合には、発行できない旨の英文の書面を発行してもらいましょう。
書類を提出して待機
会社がビザ発行をする場合、必要書類を会社に提出したら待機です。
基本メールでのやり取りのはずなので、メールの確認は怠らないようにしましょう。
1次ビザ(First Visa/Single Entry Visa)の申請が通ると、マレーシアに渡航できるようになります。
会社の申請したビザによって、SIV(私ングルエントリービザ)を取得しなくてはいけない場合もありますので、会社からの指示に従ってください。
SIVの取得方法については、学生ビザと同様になりますので以下記事を参考にしてください。
大使館に行かなくても良い場合には、1次ビザを印刷して手元に持った上で渡航します。
パスポートに貼られる就労ビザは渡航後に、会社に入社すると手続きが進む流れです。
また入社日なども、1次ビザが通ったタイミングで予定が組まれるかと思いますので確認します。
会社が渡航費用などを負担してくれる場合には、渡航タイミングなどが指定される場合もあります。
早めに準備することが大事
いざ内定をとって頑張って働こう!と思ってもビザが取得できなければ、マレーシアで働くことはできません。
書類の提出が遅ければビザの発行も遅くなるので、勤務開始日がずれ込むこともあります。
日本の仕事を辞めたり、家を引き払ったりと準備にも関わってくるので事前に確認してスムーズに提出できるようにしておくことをオススメいたします!
以上最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!