マレーシア留学ビザ申請の書類準備完全ガイド
こんにちは、くろこ( KUROKO)です!
マレーシアの語学学校には原則、学生ビザの取得が必要になります。
3ヶ月以内であれば観光ビザでマレーシアに入国も可能ですが、来てから延長したいと思ってもビザランをしなければなりません。
近年は東南アジアのビザランが厳しくなってきていますので、語学学校に通われるのであれば学生ビザを取得しておくのが安全です。
こちらの記事では学生ビザに必要な書類について解説していきます!
マレーシアの大学留学の場合にも学生ビザが必要ですが、必要書類が若干違う場合がありますのでご注意ください。
- マレーシアの語学学校を検討している方
- マレーシア留学を検討している方
- これからマレーシアの学生ビザを申請される方
語学学校の場合には、初めの申請で6ヶ月の学生ビザを取得することができます。
6ヶ月以上の留学の場合には、更新が必要になります。
語学学校の学生ビザの場合には6ヶ月ごとの更新のため、8、9ヶ月の留学の場合でも6ヶ月の更新が必要になります。
大学の場合には、選択した大学の学習期間全体のビザが発行されたり、1年間のビザが発行されたりします。
学生ビザなので当然働くことはできませんが、8日以上の休み期間中は週20時間まで働くことが可能です。
日本人ではあまりいないかと思いますが、他のビザと比べて比較的安価でビザ取得が容易ということもあり、学生ビザでマレーシアに入国して学校には行かず働いてしまう人もいるそうです。
そのため、以前よりもビザの審査が厳しくなっているという話もあります。
ただし日本人の場合はビザ却下率が5%ほどだそうで、他国の20%前後に比べて比較的ビザが発行されやすい条件下にあります。
現在はビザ取得条件が変わり、45歳までビザの取得が可能になっています。
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マレーシアの学生ビザ取得時に必ず耳にするのが、EMGS(Education Malaysia Grobal Service)です。
EMGSはマレーシア留学の管理をする、マレーシアの機関になります。
以前まで学校側が直接イミグレにビザ申請などをしていましたが、現在はこのEMGSを通して申請・管理される仕組みになっています。
そのため現在の語学学校のビザの申請の流れは以下の流れになります。
留学生が学校へ書類を提出
↓
学校がEMGSへ提出(大学の場合は留学生が直接提出)
↓
EMGSでビザ審査
↓
イミグレでビザ審査
↓
ビザ発行(eVAL発行)
eVALとはVisa approval Letterの略称となり、ビザが発行可能なことを証明する書類になります。
実際のビザはマレーシア入国後にパスポートに添付されますので、eVALの発行がされるとマレーシアへの渡航が可能になります。
実際のビザはマレーシア入国後にパスポートに添付されますので、eVALの発行がされるとマレーシアへの渡航が可能になります。
学生ビザの取得は書類が全てなので、書類はしっかり準備しましょう!
書類に不備がなければ、eVALの発行もスムーズに進みます。
大学の場合は自分で申請することが多いようですが、語学学校の場合には学校側が代行してビザ申請を行なってくれるところが多いようです。
私も学校が申請をしてくれましたので、その流れで説明していきます。
学校側が用意してくれる書類もありますが、自分自身で準備する必要書類は以下になります。
- 証明写真
- パスポートのコピー
- 健康確認書類
- 最終学歴の卒業証明書・成績証明書
証明写真
証明写真は細かい条件があるのですが、日本にあるスピード写真機でも提出可能です。
以下記事でもビザの提出写真についてまとめているので、合わせて参考にしてください。
学生ビザの場合において気をつけるべきは以下です。
- カラー写真
- 白背景
- サイズ45cm×35cm
- 前髪や髪などで顔が覆われていないこと(顔がはっきり写っている)
この中で私が何度か再提出することになった注意すべき点があります。
それは「顔がはっきり写っていること」です。
当初提出した証明写真には前髪をおろした状態で提出したのですが却下されました。
顔全体が鮮明に写っていないと判断されたため、前髪をピンで留めて、証明写真を撮り直しました。
なので証明写真を撮る際には、顔全体(耳もある程度写っていると尚いい)がはっきり出た状態で写真を撮ることをオススメします。
ある程度学校も把握していると思いますが、審査するEMGSが却下であれば再提出する必要があります。
写真の規定について→EMGSの写真規格詳細
取り直しになると費用もかさみますので、写真屋さんで撮影してもらう方が結果安くなる場合もあります。
データ化はもちろん、肌補正などをしてくれるので綺麗に仕上がります。
パスポートのコピー
顔写真がある部分をPDFファイルにして提出します。
ビザ申請時にパスポートの有効残月数が18ヶ月必要になりますので、有効月がギリギリの方は先に更新しておいた方がいいかもしれません。
また前述しましたが2023年時点では、マレーシア滞在中に学生ビザの申請は不可となります。(以前までは可能)
直近でマレーシアに滞在していた場合には、出国スタンプやビザキャンした部分のページも送信する必要があるため学校にも合わせて確認してみてください。
健康確認書類
Health Declaration Formという書類を提出する必要があります。
書類はPDFで提出になりますので、チェックとサインをして提出します。
書類 → こちら
最終学歴の卒業証明書・成績証明書
今回私が一番手こずった部分がこちらになります!
この書類が学生ビザ取得の可否を決める大事な書類になると言っても過言ではありません!
まずそれぞれ英文の証明書が必要になりますが、学校によっては日本語と英語の両方提出が必要になる場合もあるようなので通う学校に確認してください。
学校が英語での証明書が発行不可などの場合は、自分で英語の翻訳を依頼する必要があります。
自分で翻訳したものは受付不可となるため、必ず翻訳証明書の添付が必要になりますので業者に依頼する必要があります。
今はココナラなので一般の値段よりも安くできる場合もありますので、問い合わせてみてください。
ココナラで依頼する場合には、翻訳証明書が添付できるか合わせて確認してください!
「翻訳 証明書」などで検索するのがオススメです!
高卒の場合は年齢によって厄介な場合があります…!
の件に関しては以下記事にまとめましたので合わせて参考にしてください!
学生ビザの申請は提出書類が全てです。
卒業証明書などは卒業校が遠方の場合には入手するまでに時間がかかる場合もありますので、早めに手配しておくといいと思います。
語学学校によって提出に必要な書類に相違がある場合もありますので、入学する学校の指示に従うようにしてください。
書類提出後の流れは、以下の記事を参照ください。
以上最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!